2013-29
熊本伝道所伝道師:徳地 剛
創世記 7章17-23節
Ⅰ.導入
※2011年(平成23年)3月11日、地震の規模を示すマグニチュード9.0という日本観測史上最大の大地震が起きた。
「東北地方太平洋沖地震」である。
我孫子教会ボランティアチームに加わり、震災一か月後の現地に入ることで、様々なことを知ることが出来た。
1.津波浸水想定区域は想定されていたが、何も抑止力も無かった。
2.非難訓練が何年行われたが、まさか今回のような地震、津波が起こるとは思っていなかった。
3.非難指示のサイレン鳴っていても周りの人々が逃げなかったら、自分も逃げなかったという人が多くいた。
Ⅱ.ノア時代の大洪水(創世記7:17-23)
1.どうして神様は大洪水を起こしたののか(創世記6:11-13)。
・地上は暴虐に満ちていた。
2.ノアの正しさとはどんな所に表れているのか。
・神様に示された通りの箱舟の構造(忠実さ)。
・100年間の建築期間(神への信頼と証し)。
Ⅲ.箱舟の構造の意味するもの
1.箱舟はまさしく「水に浮かぶ箱」であった。
・信仰者が舵をとるのではなく、主の導かれるままに従う。
2.箱舟には入口が一つだけである(ヨハネ14:6)。
3.その入り口の扉を閉めることができるのは神様だけである(マタイ24:35-36)。
Ⅳ.宣教の必要
1.神のさばきは確実である。その日は近づいている。
2.義を宣べ伝えたノア(Ⅱペテロ2:5)。
・ノアの家族は、ただ無心に箱舟を作り続けただけではない。
3.イエス様はすべての人が救われることを望まれている。
・悔い改めを迫る前に愛を示してくださった。
4.主がいつ来られても良いように準備しておく(マタイ24:42)。
「目を覚ましていなさい」